玄米って身体に悪いって聞いたけれどどうなの!?
「玄米って欠点・デメリットがあるって聞きました」
というお話を良く聞きます。ここでは玄米に関する疑問にお答えしていきたいと思います。
玄米は消化に悪い
確かに白米と比べると消化は良くありません。但し、その反面、食物繊維が豊富というメリットもあります。
また、消化が悪いを防ぐ方法として、まずは「玄米を柔らかく炊く」ことです。圧力鍋で炊けばモチモチに柔らかく炊けますが、炊飯器の場合だと水に1時間ほど浸してから炊くと柔らかく炊くことができます。
次に「玄米を良く噛むこと」です。できれば100回、最低でも50回は目標にしましょう。
これらを実践することで決して玄米は消化に悪いものではなくなります。
玄米は残留農薬が多くて身体に悪い
白米と比べて農薬が付着したままになっているケースは多いです。なので、できれば無農薬栽培の玄米を食べることが良いでしょう。
また、玄米は白米と比べて解毒作用が強いので農薬を外に出してくれる力もあります。
フィチン酸がカルシウムやリンなどのミネラルの吸収を防ぐ
玄米に含まれるフィチン酸がミネラル分の吸収を防ぐという風に言われているのですが、お米に火を通した時点でフィチン酸の効果は弱まるので問題ありません。また、水につけたり、発芽させたり、発酵させたりすることでも効果が得られます。
以上のように玄米で危惧されているような欠点はすべて簡単に解消することが可能です。さらにそれを上回る長所、豊富な栄養素が含まれていることからも身体に決して悪いものではありません。